タイ・バンコクでノマド生活を始めるためのガイド。おすすめエリア、生活費の目安、仕事環境、ビザ情報まで詳しく解説します。
1. バンコクがノマドに人気の理由

タイの首都バンコクは、東南アジアでも特にノマドワーカーに人気の都市です。その理由は以下の通りです。
- 生活コストが安い
月10万円以下で生活可能。食費・交通費・家賃が割安で、長期滞在に適しています。 - インフラが整っている
高速Wi-Fi、公共交通機関、コワーキングスペース、カフェの充実度はアジア随一。 - 外国人コミュニティが多い
世界中のノマドが集まっており、ネットワーキングや交流がしやすい環境です。 - 食文化と利便性の両立
屋台から高級レストランまで食の選択肢が豊富。コンビニやショッピングモールも多く、生活のストレスが少ないです。
2. ノマドにおすすめのバンコクエリア
スクンビット(Sukhumvit)

最も人気の高いエリア。BTS沿線でアクセスも良好。
カフェ・レストラン・スーパー・コワーキングスペースが充実しており、外国人向けコンドミニアムも多いです。
- 特におすすめの地区:トンロー(Thong Lo)、エカマイ(Ekkamai)、アソーク(Asok)
アーリー(Ari)

ローカル感と都会的雰囲気がミックスされたエリア。
おしゃれなカフェが多く、落ち着いた環境で仕事に集中したい人に最適。
ラチャダー(Ratchada)

比較的家賃が安く、BTSやMRTへのアクセスも良好。夜市やローカル食堂が多く、タイ文化を感じられます。
3. バンコクの生活費の目安
バンコクでのノマド生活にかかる月額の目安は以下の通りです。
項目 | 月額目安 | 備考 |
---|---|---|
家賃 | 30,000〜50,000円 | ワンルーム/電気代別途 |
食費 | 15,000〜25,000円 | 屋台中心なら安く抑えられる |
交通費 | 5,000〜7,000円 | BTS利用+Grabなど |
通信費 | 1,000〜2,000円 | SIM+Wi-Fi |
カフェ・仕事環境 | 5,000〜10,000円 | コワーキング利用含む |
合計 | 約60,000〜90,000円 | ライフスタイル次第で変動 |
月10万円以内で快適な生活が可能です。シェアハウスを利用すれば、さらに安く抑えられるでしょう。
4. 仕事環境とインフラ事情
コワーキングスペース
バンコクには多くのコワーキングスペースがあります。主要なものには以下があります:
- WeWork(アソーク):国際的なサービス、快適な施設
- The Hive(トンロー):静かな雰囲気、ネットワーキングイベントも豊富
- Hubba(エカマイ):草分け的存在でノマドとの相性抜群
カフェでの作業
Wi-Fi完備・電源ありのカフェが非常に多く、長時間作業できる場所も珍しくありません。
ノマドに優しい文化が根づいており、気兼ねなくPCを広げられます。
5. 滞在に必要なビザと手続き

観光ビザ(Tourist Visa)
- 日本人はビザなしで30日間滞在可能(2025年現在)
- 延長手続きを行えば+30日まで延長可能(最寄りのイミグレーションで可)
デジタルノマドビザ(今後導入予定)
タイ政府は外国人ノマド向けのビザ制度を準備中です。長期滞在とリモートワークが可能な制度として注目されています。
注意点:観光ビザでの”就労”は禁止されているため、現地企業と契約する形ではなく、海外のクライアントとリモートで仕事することが前提です。
6. まとめ

タイ・バンコクはノマド生活に非常に適した都市です。
物価が安く、インフラが整い、外国人にも住みやすい環境が揃っています。
エリア選びでは「スクンビット」や「アーリー」などが特におすすめ。
生活費は月6〜9万円程度からスタートでき、仕事環境も申し分ありません。
ビザ制度の緩和も進んでおり、今後さらにノマドにとって魅力的な国となるでしょう。
初めての海外ノマド生活の第一歩として、ぜひバンコクを候補に入れてみてください。