フリーランスとしてノマド生活を実現したいと考えたとき、もっとも重要になるのが「仕事を得る力」です。
自由な働き方は、収入を自分で生み出してこそ成り立つもの。つまり、営業スキルこそがノマドの生命線です。
今回は、ノマドに必要な営業術を、ポートフォリオとSNSの活用法に焦点をあてて解説します。
初心者でもすぐに使える具体例も紹介していきますので、ぜひ参考にしてください。
営業は「仕組み化」できる
営業と聞くと、「売り込み」や「人とのやり取りが苦手…」というイメージがあるかもしれません。
しかし、現代の営業は仕組み化が可能です。
自動で仕事の依頼が入る状態を作ることは十分に可能です。その鍵となるのが、
- ポートフォリオ
- SNS
- ブログや実績紹介ページ
の3つです。
ポートフォリオは「受ける仕事の種類」に合わせて作る

ポートフォリオは、自分の仕事を視覚的に伝える最強の営業ツールです。
特にノマドワーカーは、直接会って営業する機会が少ないため、ポートフォリオの作り込みが必須です。
おすすめの作成ツール:
- Canva(初心者向け・デザインテンプレート豊富)
- Notion(整理しやすく、URL共有も簡単)
- Googleスライド(シンプルでメールにも添付しやすい)
- 自分のブログ内にページ作成(SEO効果も)
掲載すべき内容:
- 自己紹介(専門分野や強み)
- 実績(ジャンル別に)
- 仕事の進め方(納期、やり取りの流れ)
- 料金目安(あると信頼感UP)
- 連絡先や問い合わせフォーム
ポイント
見せたい仕事のジャンルに合わせて構成を変えるのがコツです。
たとえばライターなら、記事URLや文字数・目的・成果を記載し、Webデザイナーなら画像+説明でビジュアル重視にしましょう。
SNSは「仕事の入口」として最強の武器になる

SNSはただの発信ツールではありません。クライアントとの接点を生み出す営業チャネルです。
特にX(旧Twitter)やInstagramは、個人でも情報発信によって信頼や専門性を構築しやすいのが特徴です。
SNS運用のコツ:
- プロフィールを「名刺」として作り込む
→ 例:「Webライター×SEO特化|ブログ月3万PV|旅行しながら仕事してます」 - 固定ポストに実績やサービス内容をピン留め
→ 問い合わせしやすくなる - ターゲットに刺さる発信に絞る
→ 「初心者向けライティングコツ」「海外ノマド生活」などテーマを明確に - 交流を増やす(いいね・リポスト・引用)
→ 受け身より、軽く絡むことで認知を増やせる
SNSだけで仕事を獲得しているノマドも実際に多いです。
最初は小さな実績でも発信し、積み重ねることが大切です。
営業メール・DMのテンプレを用意する

案件を取りに行くとき、営業文をゼロから毎回考えていては非効率です。
テンプレを用意し、状況ごとに使い分けましょう。
例:初回営業DM(ライターの場合)
こんにちは、はじめまして。
◯◯という名前でWebライターをしております。
SEO記事や体験談コンテンツを中心に執筆しています。
これまで月3万PVのブログ運営や、5000文字前後の記事を30本以上納品してきました。
もしライティング業務でお困りのことがあれば、ぜひご相談ください。
ポートフォリオはこちらになります。
(URL)
どうぞよろしくお願いいたします。
大事なのは、相手の手を煩わせない構成と、*実績の「数字」や「具体例」*です。
ブログと連携すれば信頼はさらに加速する
SNSやポートフォリオで興味を持たれたら、次は検索されて「あなたのブログ」が見られます。
このとき、ブログに信頼感や専門性があると「この人に任せよう」と思われやすくなります。
おすすめコンテンツ:
- 自己紹介ページ(ビジョン・経験・人柄)
- 実績まとめ記事(ポートフォリオ代わりにも)
- 専門ジャンルの記事(例:SEO、旅×仕事、節税など)
→ 検索流入+営業強化という一石二鳥の効果があります。
失敗しないための「営業マインドセット」
ノマド・フリーランスでの営業には、心構えも大切です。
1. 小さく始める、すぐ動く
完璧な状態を目指さず、まずはSNSで発信を始める・ポートフォリオを1枚でも作るなど動きましょう。
2. 断られて当たり前
営業は数打つものです。10件送って2件返信があれば十分。そのくらいの気持ちで。
3. 継続がすべて
1ヶ月で反応ゼロでも、3ヶ月目に突然DMが来る、ということもよくあります。